地震

ニュージーランド、クライストチャーチの地震:外出禁止令も…

アートセンター

ニュージーランド、クライストチャーチで2010年9月に発生した地震についての現在の情報のまとめです。

・地震の規模がマグニチュード7.4から7.1に訂正されました。

・余震が現在も続いています。大きな余震が起こる可能性もありますので、余震に備えたほうがいいかもしれません。とりあえず、また外にすぐ避難しないといけない時のために、バッグは詰めておきました。

・明日は強風との天気予報。壊れた建物の破片などが飛んでくる危険性が

・今夜のクライストチャーチ市内中心部では明日の朝7時まで外出禁止令が出ています。

TVNZの外出禁止のニュース動画(英語)

クライストチャーチの地震について、NHKのニュース動画
クライストチャーチの明日の天気は強風

ニュージーランドの明日の天気(動画、英語)

倒壊はしていないものの、屋根の一部や煙突が崩れかけている家が見かけられます。
余震や強風で、建物の一部が落ちてくる可能性もあるので、古いレンガ造りの建物や、崩れそうな建物のそばには近づかないようにしたいところ。

在ニュージーランド大使館からの連絡

まだ、確認されていない方のために、こちらに貼り付けたいと思います。

1.当地時間9月4日午前4時35分(日本時間同日午前1時35分),南島クライストチャーチ西方40キロ,深さ10キロを震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。

NZ政府は国家危機管理センターを設置して,被害状況の把握を始めとする緊急対応活動を開始していますが,今後余震等も十分想定されますので,引き続きご注意ください。

当館では,被害情報の確認を行っていますが,在留邦人の方々の被害状況に関し情報等ありましたら,当館までご連絡お願いします。
(注)以下の代表電話番号にダイヤルすると緊急の要件については「0」を押してくださいとのメッセージが流れます。「0」を押していただくとオペレーターに繋がります。
当館代表:04-473-1540
当館FAX04-473-9559

2.NZ政府防災省(Ministry of Civil Defence)カンタベリー地方防災緊急事態管理事務所から以下の助言(オリジナルは英文)が発出されています。NZ防災省は今回の地震に関する情報を提供しています。同省のホームページはhttps://www.civildefence.govt.nzです。

●余震に備えてください。余震を感じたら、姿勢を低くして、体を保護し、何かにつかまってください。
(Expect aftershocks. Each time you feel one, drop, cover, and hold on)

●もし可能であれば、自分の周囲にいる人を手助けしてください。
(Help those around you if you can)

●負傷や火災は緊急サービス(ダイヤル111)に通報してください。
(Report injuries or fires to the emergency services (dial 111))

●火の元の始末をしてください。火をコントロールできない時は建物から避難してください。
(Put out small fires. Evacuate the building if the fires cannot be
controlled)

●水道水は、飲む前に少なくとも10分間沸騰させてください。
(Boil water for at least 10 minutes prior to drinking it)

●あなたの建物が損傷を受けている場合は、損害補償のためにそれを記録するか写真を撮っておいてください。
(If your property is damaged, take notes or photos for the loss adjustor)

●見物に出かけたりせず、損傷した建物に近づかないでください。
(Do not go sightseeing and stay out of damaged buildings)

●助言、情報を得るためにラジオを聴いてください。
(Listen to the radio for advice and information)

外出禁止令について
4日から5日にかけては,地震被害による落下物等2次的被害を防ぐため,一晩中クライストチャーチ市内中心部は警察が非常線を張って立ち入りを制限する。
許可を得ていない建物に立ち入ることを許されず,一般の非常線内への立ち入りは認められない。
また,防災緊急事態法(Civil Defence Emergency Act)第88条に基づき,午後7時より翌日午前7時までの間,夜間外出禁止令(curfew)が発令された。
対象は,市内中心部のキルモア通り(Kilmore St),マドラス通り (Madras St),モントリオール通り(Montreal St)及びセント・アサフ通り(St. Asaph St)で囲まれた区域であり,これに違反する者は逮捕される。