クライストチャーチ

地震から1年経ったレッドゾーンの様子

ジャーナリストのタラが、先週レッドゾーン(クライストチャーチ中心部の封鎖されているエリア)のメディアツアーに行ってきた時の写真を見せてくれました。
私は仕事が抜けられないから行けなかったったんだけど…そこには今の大聖堂の姿が。
ニュージーランド地震 クライストチャーチ大聖堂
クライストチャーチ大聖堂。12月の地震で手前側がさらに崩れて穴が大きくなった。
大聖堂をどうするのかはっきりと決まらず、この状態のまま・・・

修理するには莫大なお金と時間がかかるんだろうけど、大聖堂はクライストチャーチの街のシンボル。元の姿に戻って欲しい!
クライストチャーチ大聖堂の様子
このメディアツアーはバス1台で、窓の大きい観光バスみたいなので周ったんだって・。・
ヘルメットと蛍光ジャケット必須!かなり安全に気をつけてたみたい。

コロンボストリートを北に、大聖堂広場からアーマーストリートに向かっていく途中の左手。 
クライストチャーチ地震 レッドゾーン内
未だにこんな状態の建物も残ってるのにはビックリ!

タラの印象では、レッドゾーンの中は取り壊しが進んでさらに更地が増えているものの、まだまだ2月の地震直後のままになってるストリートもあるんだって。

ニュージーランドは仕事よりも家族を大事にするのがすごくいいところ。
でもその反面、こんな緊急事態にも関わらず、夜9時まで明るいのに夕方に作業が終わり、週末もほとんど作業してない…
度重なる余震で作業が遅れたり、ペーパーワークが進まないからってのもあるみたいだけどね。

今日の新聞The Pressにも「アンケート結果によると、作業の遅れのせいで以前よりも多くのビジネスオーナー達が中心地から外に移りたい」って載ってた。
中心地のオフィスの家賃が高過ぎるのも問題みたい。 
参考:Fewer firms want to return to CBD