地震

ニュージーランド地震グリーンゾーン3の様子

ニュージーランド南島クライストチャーチ地震が起きた直後から、クライストチャーチ中心部(CBD)は封鎖されています。
私の家も職場も立ち入り禁止区域で、私は住民のみ立ち入りの許可されているところに住んでるんだ。
クライストチャーチの立ち入り禁止区域
封鎖されているシティーセンターがそれぞれno access, red zone, green zone 1-4に分けられ、日曜日にはグリーンゾーン1と2がオープンしました。
予定通りだと、木曜日の午前8時に住民とビジネスオーナーがグリーンゾーン3(私が住んでいるのはここ)にアクセスできるようになり、その後ゾーン4が開く予定です。

でも、IDと住所が分かるものがあれば既に住民ならゾーン3に入ることできてるし、家がグリーンタグ(安全)なら住むのもOK、だから何が変わるんだろう。
木曜から、午後6時半の外出禁止はなくなるのかな?と思い、earthquake government helpline (0800 779 997)に電話して聞いてみたら・・・
ヘルプラインのお姉さん 「あー外出禁止令?どうなんだろうね・・?シティーカウンシル(市役所)には聞いてみた?」
私 「えっ・・・疑問があったらここにかければいいかと思ってたけど、他のダイアルにかけた方がいいですか?」
ヘルプライン 「あーちょっと待ってね…(公式サイトに書いてある画面を読み上げはじめる)・・・あっいい事思いついた!立ち入り禁止区域のゲートにいる人たちに聞けば分かるんじゃない?」
私 「ゲートにいる人たちは外国人が多くてよく分かってなかったり、言ってることも毎回違ったりするんですが・・・」
ヘルプライン 「ゲートの人に聞くのが一番よ!聞いて!ask them! ASK THEM!!」

ええー!
ただ木曜から外出禁止令が無くなるのか知りたかっただけなのに・・・。というわけで結局どうなるのか分からないまま^^;

うちの近所ではInspectionも一通り終わり、荷物を取りに来る人や、グリーンタグを貼られた家の住民が少しずつ戻ってくる様子も見られます。

ゾーン3を横切っているSalisbury St。
Manchester St.を境にハグレーパーク側の道路は液状化もないしでこぼこも無くて大丈夫だけど、反対側はでこぼこだらけ。
道に亀裂や液状化できた砂かたまり、穴も多くあいている状態でした。
Salisbury Street-BRISCOES前
穴のところには危険を促すため、ゴミ箱とかが置いてある
現在、運転の障害になりそうな大きな穴や溝は、砂や石でどんどん埋められていっています。

エイボン川沿いの遊歩道はこんな場所も・・・
ニュージーランド地震
倒れそうな建物が周りにないか注意するだけでなく、足元も気をつけて歩かないと危ないよね。

大きな木も倒れてた
ニュージーランド地震
エイボン川沿いのwillow tree

地震直後にハグレーパークに行ったときにも木が倒れてるのを見たけど、しっかりと根っこがはってる木でも地震で倒れるんだね。
倒れてはいないけど、木の根元にヒビが多く入ってる場所もあるから、強風の日には気を付けた方がいいかも…。

コロンボストリートにあるこの建物は、前回9月の地震でダメになって、一度壊して平地にしてから、建て直していた途中の建物。
ニュージーランド地震 コロンボストリート
もともとインディアンレストランが入っていて、もうすぐ再開します!って貼り紙がしてあったのに・・・
地震でブロックが落ちて針金が折り曲がってる

家に帰る途中に見かけてにビックリしたのは、新築の立派なアパートでもレッドタグが貼られている建物もあるということ↓
ニュージーランド地震 新しい建物も
同じ新しいアパートが2棟建っていて、どっちも見た目は大丈夫そうだけど、片方の棟だけレッドタグが貼られてた。
レッドタグが貼られたアパートには地面に泥がいっぱいでした。
すごく古い木造の家でも全然問題なかったりするし、こういうのを見ると新築だから大丈夫とは一概に言えないんだね。