地震

心をこめたキルト:NZ地震

ニュージーランド南島クライストチャーチで地震があってから16日。
時が経つにつれて、避難していた近所の人も少しずつ戻ってきました。近所を歩いていると道端で会った人が気軽に話しかけてきて、お互いの状況について話したり・・・。都市中心部のアパート住んでると、あまり近所と関わり合いが無いけど、今こうやって交流ができるのは心強い。
昨日も、近所の人が「飲み水はいっぱいあるか?」と聞いてきて、わざわざもらってきた1.5Lの飲料水を3本も分けてくれました。
クライストチャーチは今生活が厳しい状態だけど、お互いに助け合って1日1日過ごしています。
そんな中、先日会ったクライストチャーチホスピタルに勤めている女性から心温まる話を聞きました。

彼女の働くクライストチャーチホスピタルに、ロトルア・ロータリー・クラブから手作りの美しいキルト(Quilt、布団カバーのようなもの)が届いたとか。
(ロトルアはニュージーランド北島にある都市)

合計10個のキルトが、2月22日の地震により病院にいる外国人に贈られたんです。
彼女は「色遣いも美しくて、一目で心のこもったものだと分かる素敵なキルトだったのよ」って嬉しそうに教えてくれました。

外国からニュージーランドに来て、地震で大変な思いをしている人を、応援したいと贈られたギフト。
日本人のMasutani Norikaさんや、Okuda Kentoさんにも発送する他、カナダ人のカップルなど…外国に来て災害に会われた方に手渡されます。

その女性は、「このことをぜひホームページで伝えて欲しい」とわざわざ後から連絡してくれました。
彼女からのメールには、”This is simply one of many gestures of kindness from Kiwis around the country!”って書いてあったけど、震災にあったクライストチャーチのための募金活動や励まそうという運動が全国各地でされていている様子をニュースでよく見るし、その度に嬉しくなります。

先日近所で発見してブログで紹介した、「液状化で発生した砂で作ったミニチュアの街」。
門の右側にあった街にはメッセージ”we can rebuild” と書いてあったけど、左側には違うメッセージも追加されてた!
クライストチャーチ地震
Thanks for helping our city!!