先週、超面白い披露宴があるって職場で聞いて、なんのことだろうと思ったら…
コレだった
コートシアターサイトより
Receptionとは披露宴のこと。
ニュージーランドでもトップレベルのクライストチャーチにある劇場The Court Theatreの４日間限定の特別企画で…
シナリオ無し！
全部アドリブ！
観客は実際に友達や親戚として披露宴に参加する！
っていうみんなで作る面白い披露宴っていう企画だったんだ。
ニュージーランドで結婚式に呼ばれたことがまだ無いし、これは楽しそう！って思って昨日行ってきたよ。
コートシアターに着いたら、さっそくノリのいいウエディングプランナーさんが参加者を少人数ごとに集めて…
「みなさん、披露宴にようこそ！
今日はいつもの劇のように見てるだけではだめですよ！みなさんにガンガン参加してもらいます。
突然親戚や友達として話をふられたら…どうするか分かってますね＾＾
みんなで楽しいパーティーにしましょう！」
ニュージーランド人ってノリがいいから、面白くなりそう！
入ってすぐのところで、まずゲストの記念撮影が
かつら、ストール、面白い帽子など変装グッツをつけて、ポーズも指導してくれる
席は親戚席、新郎のチームメイト席、子供席など分かれてて、一度座ったらその役になりきらないといけない！
私たちは手前側のヨガクラス仲間席に座ったよ。
でもみんなヨガやったことないから焦ってた＾＾；
披露宴が始まるまでも劇の内。この時間に、集合写真の撮影、後から届く電報のメッセージ書き、手作りプレゼント作成…などをみんなでやってるうちに同じテーブルの人達と仲良くなってきた。
でもこのショーのポイントは、ほぼ全てアドリブってこと。流れは決まっててセッティングはされてるけど、あとは観客も参加してのアドリブで話が進んでいく！
こういう盛り上がってる場で突然話をふられると、英語だからちょっと焦るよね＾＾；
新郎新婦が入場してからはあっという間！
みんなで立ちあがってワイングラスを持って祝福したり、ダンスに参加したり・・・
どのスピーチもアドリブで、観客も突然マイクを渡されて新郎はこんな人で…って話すのが面白かった！
突然ウエイター同士が喧嘩しはじめたり、新郎の元彼女がロシアから結婚反対に乗り込んでくるハプニングも（笑）
実際の披露宴みたいにしてるから、普段の劇では写真撮影はできないけど、このショーではＯＫ！
追加料金（一人８ドル）でデザートも出たよ
実際に結婚パーティーのケータリングを作ってる会社が作ったものなんだとか
一緒についてきたチョコレートが、生チョコみたいで美味しかった
同じテーブルの人たちに実際のニュージーランドの結婚式／披露宴について聞いてみて、日本との違いに気付いたのが…
・夫婦としてのファーストダンスがあるから、結婚式前に練習するんだとか。新郎新婦が会場のみんなと踊って、最終的にはみんなでダンスする
・ベストマンとブライズメイドがいる。新郎新婦の友人が、新郎新婦と同じ席に座るなんて不思議な感じ！お互いの両親も同じ席に座る事も多いんだとか。
・ブーケを投げるのは一緒。
ニュージーランドのウエディングは個人次第！結構好きに自由に出来るって聞いたよ。
みんなでダンスがあって、最後に親戚の、ヘタウマ？な面白い歌＆演奏の出し物があって披露宴は終了。
そのあと無料のコーヒーを飲んで、しばらく語ってたよ。
すごく面白かったからiPhoneで写真撮ってFacebookページとツイッターにアップしたけど、これが何なのか説明するのが大変だったから「ニュージーランドの結婚式に初めて来た」とだけ書いたけど、本物さながら？のみんなで作るウエディング劇です＾＾；
このショーは、次のメインのショーが始まるまでの合間の数日間だけ行われているもので、料金も16ドル！メインの劇が50ドル近くするのを考えたらすごい得！
今までもCourt Theatreの劇には何回も見に来てるけど、特に楽しかったよ。
（劇では雰囲気を出すために英語になまりを入れて聞きにくかったり、ジョークが時々分からかったりするってのもあるけど・・・）
ニュージーランドの披露宴気分も味わえて、友達も作れてすごく楽しい夜でした。
ちなみに、昨夜が3日間の公演の最終日だったんだけど、追加公演が決まって今夜も開催されます！
私も何回も電話して、ギリギリ最後の数席ってところで予約できたので、参加するなら早めに予約した方がいいかも！？
