ニュージーランドで働くためには、ワークビザの申請が必要。
就職活動でやっと仕事をゲットしても、このワークビザが出なければ働けないんだ。
申請先はニュージーランド移民局。
移民アドバイザー、移民弁護士などは使わず、今回は自分で手配したけどかなり大変だった…！
分からないところは何度も移民局に確認したよ。
ワークビザ編１回目の記事を読んでいない方はこちらから ワークビザ申請の準備
今回は私が実際に集めた書類について。
★この体験は２００８年のものなので、今とはちょっと異なるところもあるかもしれないけど、基本的には一緒！
でも人によっていろんなケースがあるので、参考程度に…
ワークビザ書類を集めている段階で、これってどうすれば？と疑問もたくさんあったけど、何度も移民局のImmigration Contact Centreに話して聞いてみた。
（ニュージーランド移民局サイトの一番下のcontact usというところをクリックすると問い合わせ電話番号が出てくる）
親切な人が出るときも、そうでない時もあるけど、問題はだいたい電話で解決した…
でも電話に出た担当者によって、言ってることがちょくちょく変わって心配だった＞＜
そんな時は何度でも電話して根気強く確認したよ。
ワークビザを何度も取得済みの友達に聞いてもそれは素人判断だから、結局自分のケースではどうなるか、問い合わせるしか方法が無いからね…！
私が当時集めた書類はこんな感じ
ワークビザ申請書類の中でも、会社が用意するもの
・雇用主に記入してもらうフォーム Employer Supplementary Form
会社の情報はもちろん、ニュージーランド人を雇用しようと努力したけど見つけられなかった理由なども記入してもらう
・雇用契約書 Employment Agreement
働き始める時に交わした契約書。自分と雇用主、第３者がサインした
・ジョブ・ディスクリプション Job Description
仕事の内容を詳細に書いたもの
・ジョブオファーレター Job Offer Letter
私がもらった、あなたを雇うことを決めましたという手紙
・求人広告 Copy of Advertisements
まずはニュージーランド人を雇用しようと出した求人広告２つ
（ニュージーランド人を雇用しようとしたけど、どうしても出来なかったという証明になる）
・雇用主から移民局への手紙
なぜ外国人を雇うことにしたのか、この人が必要な理由など。
＊会社から出してもらう手紙などは、全て会社のレターヘッド（会社の住所、ロゴなどが入った便箋）に印刷
ワークビザ申請書類の中で、自分で用意するもの
・ワークビザ申請フォーム Work Visa Application Form
書くところが多いけど、じっくり読んで記入。
書き方が分からないところは空欄にしてポストイットを貼っておいて、窓口で申請する時に直接聞いてその場で記入。
フォームの最後の方のページに、一緒に提出するもののチェックリストもついてるから、それで全部そろってるかチェックした。
Returning your documentsの所にチェックを入れると、審査が終わったあと書類を返却してくれる。
・健康診断の結果＆レントゲン検査の結果 Medical and Chest X-ray Certificate
病院を予約する時に、イミグレーション用だと言えばすぐ分かってくれたよ。
血液検査、尿検査から、膝を叩くと足が動くかとかそんな検査まであった。
健康診断を受けた病院でレントゲンが受けられなかったので、２カ所行きました。トータル３５０ドル位
・大学の卒業証明 Certificate of Graduation from University
マスコミ学科だったので、仕事と関連があるので提出。英文ですぐに発行してもらえた
・サポートレター Supporting Letter
私のことを良く知るニュージーランド人のブロードキャスターや、スタッフが「この人が職場に必要なんです」という主旨の移民局あての手紙を書いて、突然私にくれたから提出することに。
絶対必要な書類ではないんだけど、ワークビザを申請するといったら、周りの人が書いてくれて嬉しかった。
でも実際に審査の時、すごく珍しいケースで目の前で審査されたんだけど…
一つ一つ書類をじーっくり見てるのに、サポートレターだけは目も通さずにひょいって机の横に置かれちゃった。
やっぱり必要書類じゃなかったから関係なかった？＞＜
・犯罪経歴証明書 Police Certificate
一般的には無犯罪証明や、警察証明と呼ばれている。
２年以上働く場合に必要。
ニュージーランドから取り寄せると２カ月ほどかかるので、一時帰国した際に警察署でもらってきた。
県警察本部の鑑識課へ行き、記入済みのワークビザ申請フォームも持って行った。（証明書の発給を必要としている事実が確認できる書類が必要）
都道府県の警察のサイトを見れば取り方が書いてあるよ。
ニュージーランドで取得する場合は、近くの領事館へ…
・パスポートサイズの写真 Passport-size Photo
近所のカメラ屋さんでその場で写真を撮って、５分ほどで作ってくれた。約２０ドル
・パスポート Passport
パスポートも一緒に出さないと、書類不備になる！
書類不備になると、審査されずに全部の書類が返却されることも…
・ワークビザ申請料 Application Processing Fee for a Work Visa
クライストチャーチの移民局で書類を提出した際に払った。２００ドル位。
移民アドバイザーや移民弁護士を使って申請することも出来るけど、自力でやってみたよ。
今思い返せば、すごく重要なことなのに移民弁護士を通さずやったなんて…ってハラハラするけど、ちゃんと自分で出来たって達成感もあった。
書類が全て揃ったので移民局へ行った話へ続く…
