仕事日記

ShakeOut:ニュージーランド全国一斉地震避難訓練

今朝(2012年9月26日)朝9時26分に、The National Earthquake Drill - ニュージーランド全国一斉にやる地震の避難訓練が行われました。

参加表明をCivil Defenceのサイトで登録できるんだけど、それによるとなんと130万人もの人が参加したんだとか。
ニュージーランドの人口が400万人位なのを考えると3分の1も参加。スクールホリデー中にも関わらず、すごいよね!
実際に誰と話しても、職場で一斉にやるって言ってた・。・

避難訓練自体は簡単なもので、職場、学校などで、全員机の下に入って地震が落ち着くまで待つ練習。
単純なようだけど、ニュージーランドでは以前地震はあまりなかったから、机の下に隠れるっていう習慣がなかったみたい。
実際に数回あった大地震の中、職場でも日本人の私だけが机の下に潜ったからね。

ニュージーランドの中でも参加者が多いのがウエリントン、逆に少ないのがクライストチャーチ!
みんな大地震を経験してるからもう習ってるし、余裕?っていうのもあるのかな?^^;

このShakeOutはカリフォルニアでやった大規模な地震訓練をベースに作ったもので、カリフォルニアでは800万人が参加したんだって。
こんな大規模な地震の避難訓練は、ニュージーランドでは始めて。

プレインズFMでも今朝シェイクアウトを実施したよ。
朝のワイド番組モーニングスの放送中に、シビルディフェンスのサイレンを鳴らして、その間、地震が起こってると仮定して机の下にダイブ!

facebookにも写真載せたけど、けっこうサイレン聞きながら机の下に隠れるのはドキドキだった><

その後番組内で、地震後に注意したいことを改めて確認したよ。

この時紹介した「地震直後の行動ポイント」

・まずDrop, Cover and Hold(机の下などに隠れる)
・自分が怪我などしていないか確認、そのあと周りの人の安全を確かめる(場合によっては助ける)
・散らかった家や職場を見てダメージ状況を確認
・もし建物がキケンだと感じたら、全員外に出す
・上の階にいる場合、階段を使って非難する(ガスが漏れや、電気のラインが垂れてきていないかなど障害物に注意する)
・大きなヒビが入った建物には近づかない
・小さな火事が起こっていた場合、可能であれば消火する。(そのあと来る余震で火がいっきに広がる可能性がある)
・停電していても、ラジオで最新の現状を確認する
・緊急でない場合、出来るだけ電話を使わない。(緊急の電話がつながらなくなってしまうため)

実際電話はというと、大地震直後には通話はダメだったけど携帯メールはなんとか送れたよね。

当たり前のようだけど、実際に大地震が起こるとあまりのショックによく考えられなくなる場合もあるから、事前にイメージしておくことも大事だよね。

これを期に、職場で地震が起こったときにどうするか改めて話し合ったり出来てよかったよ!
家に帰ったら、保存してある緊急用の水や食料の確認もしておこうかな。