仕事日記

Suffrageイベント:女性の権利を祝う!

ニュージーランドは、1893年に世界で初めて女性参政権を獲得した国。
ニュージーランドの10ドル札にも婦人参政権運動のリーダーを務めたケイト・シェパード(Kate Sheppard)の肖像画が印刷されてるよね。

毎年この日をお祝いして、プレインズFMの「女性のための番組、ウーマン・オン・エアー」が主催でイベントを開催してるんだ。

先週あったイベントの開始前。私はビデオ撮影を頼まれたから、ビデオカメラを設置してここでスタンバイ!

それにしても、女性参政権を世界で最初にニュージーランドが獲得してたなんてすごい!
以前にケイトシェパードの参政権を得るまでのストーリーがテレビでやってて、すごい苦労だったんだって思いながら見てたよ。舞台はケイト・シェパードの住んでたクライストチャーチってこともあって、馴染みのある地名とかも出てきて嬉しかった。

女性参政権は、その後アメリカが1920年、イギリスが1928年に。
日本はニュージーランドから約50年後の1945年になってようやくなんだって!
日本に比べてニュージーランドは歴史もずっと浅いから、慣例というよりは新しいことに挑戦しやすかったっていうのもあるのかな?

このイベントSuffrage Night Celebrationには、今回初めて参加してみたよ。
まじめな感じなのかな・・・と思ったら全然!暖かい雰囲気に包まれてて楽しかった!

クライストチャーチの学校Middleton Grangeの立派なホールが会場で、次々といろんなパフォーマンスがあって・・・

中でも1913年にニュージーランドで初めてMP(国会議員)になった女性、Elizabeth McCombsになりきった、今の女性MP Ruth Dysonが面白かった!

約100年前のニュージーランドの国会でのElizabeth McCombsの初スピーチを、Ruth Dysonが当時になりきって読み上げたの。


Ruth DysonはクライストチャーチのポートヒルエリアのMP。Elizabeth McCombsも同じエリアのMPだったんだって!

すごーく昔の国会なのに、議題が現代と似てるところが多くて笑いが何度も起きてたよ。
学校の合併や閉鎖なんていう話題もあって、(今まさにクライストチャーチで最もホットな話題と一緒!)今も昔も変わらないよね~って話してた。

他にも、踊ってるように軽やかにバイオリンを演奏するFiona Pears、サモア人Tusiata Aviaによる面白いポエム、人生についてインタビューして、聞いた話を歌にしながら旅している
Rachel Dawickなど…

あっという間で、終わった時にはえ、もう終わり?って思った。

平日だから、この後の打ち上げに行くのは遠慮して帰ったけど…興味深い話しに笑いもあり、ほんとステキなイベントでした!