ニュージーランド南島クライストチャーチ地震の震源地は、クライストチャーチ市街地から南東約10kmの港町リトルトン近郊でした。
先週末にリトルトンマーケットに行ってきて、初めて地震後のリトルトンを見てきたよ。
メイン通りのロンドンストリートのほとんどのお店はフェンスで囲まれてた
クライストチャーチ中心地とは違って、液状化とかはしてないから地盤が弱いってわけではないと思うんだけど…古い建物が多いから被害も大きい
リトルトンの中心部は雰囲気の良いバーやカフェ、レストランが密集していてレトロな感じ。
週末にはクライストチャーチに住む人たちも遊びに来て賑わったり…
地震のあった週末には、リトルトン・サマーフェスティバルもあって楽しみにしてたところでした。
参考: 去年6月にリトルトンに行った時のブログ記事
その多くが赤い紙が貼られて立ち入り禁止になっている様子を見るのは辛かったです。
リトルトン名物のボルケーノカフェ
このホテルは倒れてこないようにしっかりと押さえつけられてるけど、ヒビも多くて危険
こういった歴史的建造物は、修復するのか壊すのかを決めるのに時間がかかり、作業が進まないってのもある。
逆に民家で倒壊の危険性があるところは即壊されているのを見かけます。
マーケットに来た人達かな、壊れた建物を前に言葉を失っていました。
私も初めて見るリトルトンの姿に改めてショックを受けてなんとも言えない気持ちに…
上の写真の建物の前にあった車
建物の前に駐車してあった車の多くが被害にあっています。
地震が起こってただでさえ大変なのに車もないとすごく不便。知り合いでもクライストチャーチ市街地に車を停めたまま避難したから、立ち入り禁止区域に車を取りに行けず、いまだに置き去りになってるって言ってた。
高台にある観光名所のタイムボールステーション。
建物が半壊してるのが中心地からでも分かる
町角に、花で飾られたイスが置いてありました。
これをみて「リトルトンらしい」と思った。
リトルトンって、アートな、ユニークな雰囲気があるよね!フレンドリーな人の温かさも。
立ち入りを制限するフェンス
コーヒーのテイクアウエイ用カップで作られたハートの形、メッセージなどが飾られていました。
他にも手作りと思われる旗がフェンスにかけられていた