地震

地震から1週間、ニュージーランド各地で黙とう

ニュージーランド南島、クライストチャーチ地震からちょうど1週間。
今日は地震の起きた時刻午後12時51分に 2分間の黙祷がありました。
ニュージーランド首都・ウエリントンの国会議事堂前には約5000人が集まり黙祷、黙とう後にはSt.Paul 教会の鐘が鳴ったそうです。

私たちは地元教会で黙祷に参加しました。
ニュージーランドで教会は、コミュニティーセンターのような役割も果たしています。移民のために、各教会でボランティアで英会話クラスが毎週開催されていたり…別にキリスト教でもそうでなくても関係なく、地域の方が集まる場所なんだ。
今は仕事があるから英会話クラスに通えないけど、ワーキングホリデーで来ていた頃には、毎日のようにどこかの教会に通っていました。

知っている人もいるので、昼頃に教会に顔を出してみたよ。

たまたま知り合いには会えなかったけど、誰でもウェルカムっていう温かい雰囲気だった!
他にアジア人もいなかったけど、年齢も国籍も関係なしに、そこに居る人はみんな仲間という感じで次から次へと話しかけてきてくれる。
地震が起きたときの話をお互いに話していたら、気も晴れてきました。
シティーセンターの教会は立ち入り禁止で入れないし、普段は他の教会に来る方も来てたよ。
いろんな方と話していたら、あっという間に黙祷の時間に。

牧師さんの案内で、、全員教会の外に出ます。
ニュージーランド地震 黙祷
2分間の黙とうの後、教会の牧師さんのお話がありました。

地震から1週間が経過って聞いて、「えっもう一週間なの!?2,3日しか立ってない気がする」と思う一方で、長くつらい時間が過ぎている…時間がとても早く過ぎるけど、遅くもある。こんな風に感じたのははじめてで不思議なかんじ。
アートセンターにある時計は、まだ地震があった時刻で止まったまま
アートセンターの時計は止まったまま
ここにも大きくヒビが入ってる。アートセンターもクライストチャーチのシンボル的存在の建物なので、何とか復旧して欲しい!

黙祷がニュージーランド全国で行われていた時、アートギャラリー前の交差点では、ジョン・キーNZ首相、クライストチャーチのボブ・パーカー市長らが集まって、大聖堂に向かって黙とうを行いました。
壊れた建物のがれきと花が黙祷後も置かれたままになっていた
ジョン・キー首相やボブ・パーカー市長が来て黙とう
ここからは反対側にクライストチャーチ大聖堂も望めます。

大聖堂前では、警官や救助隊が黙とうをささげていたそうです。
大聖堂前で黙とう
メディアツアーで大聖堂広場に行ってみると、多くの花が手紙と一緒に置かれていました。