ニュージーランドで就職

海外就職で必須!CV(英文履歴書)を書くコツ

ニュージーランドで就職活動を始める前にまず準備するのがCV!
CVとはCurriculum Vitaeの略で履歴書のこと。

英文履歴書というとレジュメっていう言葉を聞くけど、それってアメリカ英語なのかな??
ニュージーランドでネイティブが使っているのは聞いたことがない。
「CV持ってきて!」とか「まずはCVをメールに添付して送ってください」など使うのはCV(シーヴィー)だね。

正しい英語を書くことはもちろん、応募先によって内容をしっかり考える必要がある。

ニュージーランドに渡航して、まずは語学学校に通っているうちに先生に英語を直してもらってCVを完成させてから仕事を探す人も多いよね。

先日「就職アドバイスのプロを指導している」就職活動のエキスパート、リネットにCVを書くコツについてインタビューしたよ。
ニュージーランドで就職 CV
リネット「まず初めに言いたいのは、これを聞いているリスナーのあなたがワーキングホリデーや、学生ビザでのアルバイトを探しているのであれば、簡単な形式だけのCVで問題ないし、そこまで深く考える必要はないということ。
例えばワーホリでフルーツピッキングなどの季節労働を探すのに、オーナー側もCVをしっかり見て選考しているっていうことはあまり無いわ。

ただワークビザをサポートしてほしい=フルタイムの仕事を探しているのであれば、CVで面接まで行くか行かないかが決まるから重要。
だからといって長すぎると読むのが大変だから、どんなに長くても2,3枚までにした方がいいわね。」

CVを作成する際に気を付けた方がいいことは?

資格、学歴よりも、働いた経験が評価されることが多いから、そこを丁寧に書くこと。
日本では、学歴がものをいうんでしょ?
ニュージーランドではどんな学校を出ていたって、スキルが無ければ評価されないからね。
実際にCVを作り始める前に、今までどんなことをやってきたのかを紙に書きだして、頭を整理してからだと書きやすいよ。」

ワークビザが出るかも分からないのに、仕事を辞めて渡航するのは不安。
日本からCVを送って仕事を探すのってどう?

「あなたが流暢な英語を話し、海外からでもぜひ来てほしいようなスキルがあれば、もちろん可能!
ただ他の応募者と比べて飛びぬけた経歴が無い場合は難しい。

日本からもし応募してきたら、「この人は本当にニュージーランドに来れるのか?」とそもそも思われ、すぐに会える現地に渡航済みの人が面接に呼ばれるのは当然のこと。
ニュージーランドに長期滞在したことが無い人であれば、こっちの文化を知っているのか心配されることも」

ニュージーランドの専門学校や大学に留学してからの就活は有利になる?

「あなたが就きたい仕事と同じ分野なら、答えはYES。

「本当に長く働いてくれるのか」心配される部分はどうしてもあるから、現地の学校に通ってまで仕事を探したい!という本気度が伝わるからね。
既に現地にいるから、生活習慣や文化に理解がありそうって思うし…
その場合、ただこの学校のコースを出た。ではなく、どんなスキルを学んだか書き出すことが大切。」

業種や仕事内容によってCVを書き換える必要があるって本当?

「できるだけそうした方がいい。
応募先の会社について調べたり、募集要項を見ていると、自然と書き換えたくなってくると思うわ。
雇用主がどんな人材を欲しがっているかを予測、それにマッチしたスキルを強調すること。」

関連した仕事をしたことが無い場合は、どう書けば…?

「働いた経験よりも、持っているスキルを中心としたCVにする。
仕事に関連したスキルじゃなくても、スポーツの経験、ボランティアの経験など、仕事以外のスキルについて書いてみるのもいい。

あと、英語にどんなに自信があっても、必ずネイティブスピーカーに一度チェックしてもらって。
小さな誤字でもあると印象が良くないから」

CVって日本みたいに決まった形式じゃないから難しい!
A4の白紙から、1から自分のスタイルで作るって言われても…って戸惑っちゃう。
ネット上にはCVのテンプレートがたくさんあるから、まずはそれを参考にして作って、ネイティブに添削してもらうといいね。