ニュージーランドのクライストチャーチで発生したカンタベリー地震から今日で7年!
もう7年だなんて信じられない…!
2011年当時、7年も経ったら相当復興しているんじゃないかと思っていたけど、思っていたほどには進んでいない・・・?
とはいえ、被害が大きく出たのはクライストチャーチ中心部と、海の近くなど地盤の弱かった液状化したエリア。
それ以外の広い範囲では最初からあまり大きな影響もなく、最初から普通の生活ができている。
ニューブライトンビーチ
クライストチャーチの復興状況というとどうしてもCBDと呼ばれる中心部に話題が集中する。
そりゃそうだよね、日本で言ったら駅前のようなもの?
でも「イーストサイド」と呼ばれるクライストチャーチの海に近い東側は、大きく被害が出たものの地元のニュースでも中心部ほどニュースにならない。
イーストサイドといえば、海にほど近い語学学校Seafield School of Englishもあったね!
今はオークランドへ移転して、クライストチャーチ校は閉校に。
ラジオ局で、先日そんなイーストサイドのコミュニティーリーダー、マークとの番組収録があったんだ。
マークは2つの教会の神父さん!
ニュージーランドでは教会が公民館のような役割を果たしていて、身近な存在。
神父さんとなると、フレンドリーで温かく、人望がある印象。
マークもまさにそんな感じだけど、クライストチャーチのイーストサイドについて話すときは真剣な表情だった。
「レッドゾーン(地盤が弱く、また家を建てるのは現実的ではないため政府が買い取って人が住めないようにしたエリア)をどんな風にこれから活用していってほしいのか、コミュニティーミーティングを開いて地元の意見を集め、政府に訴え続けているんだ。
例えばこんなアイデアがあってね。
・クライストチャーチ中心部からニューブライトンビーチまで繋いだマウンテンバイクやウオーキングコースを作ってほしい。
森林を植えて緑豊かなコースに。
・たくさんフルーツの木を植えて、自由に誰でも取っていってOKな果樹園をつくる
・コミュニティーガーデンにする。地元の人で共同管理して楽しむ。
・費用は一番かかるけど、大きな人工湖を作って、カヤックなどのレース場を整備」
そんな住めなくなった土地を活用するアイデアが、地元の人たちから出ているんだとか!
今海辺のニューブライトンでは、こんな最新の設備を備えたプレイグラウンドが去年の年末に完成したばかり!
ウオーターキャノンに音が出るおもちゃ、大きなくじらも!
連日子供たちで大賑わい。
クライストチャーチに住んでいてもイーストサイドに行く用事はあまりなかったんだけど、この収録ではいろいろ考えさせられた。
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