クライストチャーチ中心部のレッドゾーン・バスツアーの話の続きです。
バスは、マンチェスター → リッチフィールド → コロンボストリートと進んでいったよ。
バスイクスチェンジ(ターミナル)は、コロンボ側から見た感じは大丈夫そうだったけど、バスの出入口のあるリッチフィールド側は結構ヒビが入ってるのが分かった。
落ちた瓦礫もまだそのままになってたし…
コロンボストリートをそのまま進んでいよいよクライストチャーチ大聖堂前に
大聖堂正面から向かって右側
こっち側から見ると比較的原型をとどめてるように見えるけど・・・
約8ヶ月ぶりに正面から間近で見た大聖堂
鉄の棒で固定されている
参考:2月25日に、立ち入り禁止区域にバスで行ったときに見た地震3日後の大聖堂
このときと比べると、6月13日の大きな余震でさらに崩れてたのが分かる…
大聖堂に向かって左側から
タワーの横側は完全に開いてて中が見えてたよ。
大聖堂はクライストチャーチのシンボルだし、市民もすごく愛着を持っているから同じものに戻ってくれると嬉しいけど・・・
大聖堂向かって左側のノボテルホテルは遠目に見た分には大丈夫そう。
そのさらに右側にあった新聞社The Pressの入った歴史的な建物は、完全に無くなってた。
大聖堂広場側
像が無くて変な感じだよね…。奥の建物のドーム状の屋根は下に降ろされてた
大聖堂広場の右側のお土産屋さんとかの入っていた建物。コロンボストリートから大聖堂広場に入ってすぐ右側に並んでいたお店だよ。
今まさに壊しているところ
このあと、コロンボからグロースターストリートを通って、図書館の前を通ってレッドゾーンから出ました。
約30分のレッドゾーンツアー。
賑やかなシティセンターが全く違った姿に変わってしまったのは本当に悲しい・・・
だけど、全く入ることが出来なくて不安だった中心部の現状を少しでも知ることが出来て良かったです。
え、The Pressも無くなったんですか?!大聖堂も、無残な姿ですね・・・
あのThe Pressの大きなビルがなくなっているなんて、とても不思議な感じですよね・・。
このレッドゾーンのツアーで見たどの景色も、あまりに変わっていて、一瞬あれ、ここに何があったっけと分からないような状態でした。
1ブロック全部建物がなくなっていたりすると、もう土地勘がなくなってくる・・・
だからストリート名を標識で確認しようとしても、ストリート名が書かれたサインまで壊れていたり><
なんだか胸がきゅーっとなりますね。。
なおこさんの説明がとてもわかりやすいです。ありがとうございます。
そんな風にいっていただけて嬉しいです、ありがとうです!
・・・慣れ親しんだ場所がこんな風になってしまうのは悲しいけれど、さすがに地震から8ヶ月以上たっているのでみんな現実をもっと受け止めているのか、バスの中では「あーあの場所で前ご飯食べたよね!」とかその場所ごとの思い出を語っていたような感じで・・・みんなショックを受けつつも冷静でした。
はじめまして。 クライストチャーチに2008年の11月に訪れて、大好きになって、また旅行したいと思っていた矢先の大地震。今日まで、日本の地震に翻弄されて、ニュージーランドの事をふと思い出すという。とても、心ない私で、がっかりしていました。でも、Naokoさんのブログに出会えて、一歩一歩復興の道をあるいているクライストチャーチの様子が分かってとっても嬉しかったです。これからも拝見させていただきたいなって思います。 これからも、いろいろと教えてください。ありがとうございます!
Mizuhoさんはじめまして!
わー2008年の11月にクライストチャーチに来てたんですね!
ぜひまたいつか、ニュージーランド旅行に来てクライストチャーチも訪ねてください~^^ノ
…そんな風にいってもらえてうれしいです。
何年も長い年月がかかるけど、一歩一歩進んでいく様子や、こんなお店が再オープン!こんな見所が!など少しでも様子を伝えられたらと思います。