7月1日から新聞社The Pressより、Earthquake Bookが発売されています。
フルカラーの本とDVDがセットになって約40ドル。
DVDにはクライストチャーチ地震の写真、ビデオなどが入ってるんだって!
同僚が買ってきたので、見せてもらいました。
わ~これ見たかったんだよね~とコーヒー片手に本を読もうとして、ページを開けた瞬間、一瞬時が止まったような感覚に…
何枚もの大きなカラー写真で、2月22日のクライストチャーチ大地震の様子がそのまま写しだされている・・・
あまりの出来ごとに頭が真っ白になってよく考えられず、崩壊した町の中、市内を通って、液状化した道路を歩いて家に帰ったときに見た悲惨な様子がそのまま本になったような感じ。
約5カ月経って、恐ろしい記憶が薄くなってきていたけど、本を開けたその瞬間にリアルによみがえってきました。
地震直後に公園に避難した人たち
本の後ろの方には、データを分析したページも
去年9月のM7.1の地震では、1200の道路を修復する必要があったけれど、2月のM6.3の地震では3万8千もの道路を修復する必要があるんだとか。
たぶんこれが地震1カ月後位だったら、辛すぎて直視出来なかったけど、今だからまだ落ち着いてあの時のことを振り返ることが出来る自分に気付いたよ。
これを見ながら、しばらく同僚たちと地震の日のことについて話してました。
でもこの本、見てるうちにやっぱり涙が出てきそうになった。
この本は、クライストチャーチに思い入れがある人にはほんと特別な本だな…って思います。