ニュージーランドの地震で出来た空き地を、クリエイティブなプロジェクトで活性化させていくGap Filler。
廃材で作った音の出るサウンドガーデン、BYO野外ディスコダンス・オー・マット、ブックイクスチェンジとか・・・
いつも新しい企画でクライストチャーチ住民を楽しませてくれるけど、実際にはフルタイムで働いている人1人、それにパートタイムスタッフ6,7人で運営されているんだ。
これだけの規模の様々な活動を、少人数スタッフで実現してるなんてすごいよね!
やっぱりボランティアの助けがあるからこそ運営していけているんだって。
今まで過去3年間で、約700人以上のボランティアが参加してくれて、その中でも常に150人位がアクティブなボランティア!
先日、私もボランティアとして参加してきたよ。
この日はちょうど、カンタベリー大学の新入生が集まって、一斉にギャップフィラーのボランティア活動に参加する日だった
奨学金を受けている学生は、こうやって地域のための活動をする時間があるんだって。
日本だったら、大学生がこれだけの人数集まったら中にはやる気の無い人もいそうだけど、そんな感じが全然しない!
むしろそれなりに楽しもうとしてるのが伝わってきたよ。
最初ギャップフィラーのスタッフ、サリーからGap Fillerについての話があって・・・
その後チームに分かれて、各プロジェクトのメンテナンスに向かうことに。
私が参加したチームは・・・
「I hope Christchurch will…に続く文を自由に書ける黒板」の上からペンキを塗って、プロジェクトを終了させに行く作業。
力持ちのカンタベリー大学生が一輪車で重いペンキを持ってくれて、歩いてサイトまで移動!
まずペンキをよく混ぜる!
ここでしっかり混ぜるのがコツなんだとか
みんなで一斉にハケにつけて塗って行く
でも普通、ペンキが飛ばないように古着を着たりしてプロテクトするよね?
あんまりみんな気にして無いみたいで、ペンキを顔や服につけながら、笑顔で全然気にして無い人もいたw
ニュージーランドではDIYがとても一般的だけど、私はペンキを塗った経験はほとんどない!
やってみると楽しい~^^
この日一緒に作業した人達と初対面だけど、気軽に話せる雰囲気で、友達が作れそうだった!
さすがに一人でやったら超大変な作業だけど、協力してやるのは楽しいね!
スタッフのサリーに、何でこの黒板のプロジェクトを終わらせることにしたの?って聞いたら・・・
「プロジェクトを立ち上げるのも大変だけど、立ちあげたら今度は定期メンテナンスが必要でしょ。
誰かがここまで一輪車で水とか必要な道具を運んできて、ネガティブなメッセージを消して、多少ポジティブなメッセージを書き込んだり…
もうだいぶ長い間使われてたから、そろそろ終わりにして、また違うプロジェクトに取りかかっていこう!っていう話になってね」
定期的なメンテナンスをされていたから、存続出来ていたんだね。
作業が終わった後、他のチームの様子も見に行ってみたよ。
こっちは石のタイルを敷き詰めて、フットパスを作る作業
ギャップフィラーは、こうやってボランティアから、平均で毎週60時間以上の時間と技術を提供してもらっているんだって。
この日みたいに大人数が一斉に手伝いに来てくれて、一週間に合計300時間以上の協力を得ることも!
実際にボランティアに参加することによって、よりクライストチャーチに愛着がわいてきたよ。