ニュージーランド、クライストチャーチの震災後の衛星写真が公開されました。
工事車両とかまだほとんど無いから、地震が起きた次の日とか、2日後の写真かな?
Google Eearthみたいに見たい場所を拡大させたりできます。
参考サイト:Earthquake Incident Viewer
拡大、縮小も簡単、ボタン一つで地震前、地震後と切り替えられる。右下に、今地図のどこらへんを見ているのか見れるから迷子になりにくい・。・
クライストチャーチ中心部だけじゃなくて郊外の地域も見れるし、かなりアップにできるから気になるエリアの被害状況を上空からチェックすることが出来て便利!
地震前のクライストチャーチ大聖堂周辺
左の十字状の建物がクライストチャーチ大聖堂
震災後の写真
大聖堂の鐘のある塔の部分が大きく崩れた。右上のは新聞社The Pressの建物
コロンボストリートの南側。Tuam St.との交差点付近
ここら辺も古いレンガ造りの建物とか多いから、被害も大きい。
交差点下の道路の真ん中にあるのはバス。
写真でも見たけど、崩れた建物が直撃して潰れてる・・・
地震前のマンチェスターとリッチフィールド、ハイストリートの交差点
バスイクスチェンジ(バスのターミナル)が近いから、いつもバスが通ってるし、常に人が行き交っていた
地震後…。地震のあったのは12時51分、ランチタイムだったから多くの人がいたはず。
やっぱり歴史的な建物(特にレンガの)の被害が大きい
休憩に行くカフェとかもこの周辺だから、ほんと外に出てなくて良かった…
でも、職場の同僚は地震の時にハイストリートを歩いていて、両サイドから建物が崩れてきてとても怖い思いをしたとか。
ハグレーパークの北側 ハグレーパークでは朝早くから日が暮れるまで、犬の散歩やジョギングをする人をよく見かける
エラズリ―・フラワーショーがもうすぐ始まるということで、大きなテントが建って準備が進んでる様子だった。
地震後のハグレーパーク
灰色になっているのは液状化したから。
地震のあった日の夜は雨も降って寒くて、フラワーショー用に準備していた巨大なテントで一夜を過ごした方も多い
地震直後こそ散歩してる人はいなかったけど、少しずつジョギングする人の姿も増えてきた。
クライストチャーチの東側
液状化のひどかったベックスリー方面の地震前
地震後
建物も所々で崩れたみたいだけど、それよりも大変だったのが液状化。
道路の至る所にヒビや穴があいて、急ピッチで道路が修理されてる
液状化現象が激しかったエリアでは、多くの家の基礎がダメになってしまったことも問題になっています。
家を建て直すにしても、その前に地域の地盤から直さないといけないから、その分を考えるとそのエリア自体を捨てて他のエリアに引っ越す方が費用が安く住むという話も出ていて、住民から不安が高まってる…まだ何も決定されてないしどうなるか分からないんだけどね。
このマップを見て改めて、建物の倒壊が激しいのは歴史的な建物の多い市内中心地で、川周辺やシティ東側は灰色の場所が多くて液状化が激しかったことがわかるよね。