ニュージーランドの地震から、もうすぐ約3年。
クライストチャーチ中心部の復興計画が少しずつ進んできているけれど・・・
この復興プランは、住民の意見を参考に作ったものなんだ。
2011年5月、クライストチャーチ市役所がShare an Ideaエキスポを開いて、住民から多くのCBD復興アイデアを募集して・・・
集まった16万もののアイデアを参考に、復興プランが作成されたの。
復興計画を作る時、まず住民の意見を広く聞くなんてすごい!
このShare an ideaについて取材してきたよ。
行っていたのは、クライストチャーチ中心部にある、Rebuild Central。
クライストチャーチ市役所のRebuild系の部署が入っている
建物に入ったら、メディア担当スタッフが待っていて、今日話を聞くキャロリンさんを紹介してくれたよ。
クライストチャーチ市役所のUrban Design and Regeneration Unit Managerのキャロリンさん
「市民の意見をベースに復興を考えるべきだと考えて、Share an Ideaイベントを開催したの。
2日間のイベントに1万人以上の人が訪れて・・・
ただエキスポで意見を集めただけではなく、ツイッター、フェイスブック、ウエブサイト、学校や大学からのインプット、コミュニティーミーティングなどいろいろな方法で、6週間に渡って中心部の復興アイデアを募って、16万ものアイデアが集まったの!」
クライストチャーチの人口が30万ちょっとだから、それを考えたらすごい数だよね!!
Share an Ideaエキスポが開催されたのは、あの地震から3カ月後。
まだまだいろいろ不安がある中で、意見を聞いてくれたり、質問に答えてもらえて嬉しかった!
参考:Share an Ideaイベント当日のブログ記事
キャロリン 「実際に採用された住民からのアイデアは…
クライストチャーチはガーデンシティーだし、緑の多い町にしてほしいというのが一番多い意見ね。
人が暮らしやすい場所、安全な都市、自転車、徒歩の人も安全に歩けるなども多かった」
ここには、Share an Ideaイベントにあった、おもちゃのレゴでクライストチャーチの町づくりをするのもあったよ!
机はクライストチャーチの地図になってる。
キャロリンさんのインタビューをした後、一緒にクライストチャーチについて話しながらしばらくこれで遊んだよ。
実際にShare an Ideaイベント会場で感じたのが、「住民は意見を市に聞いてもらいたがっている」ということ。
不安に思っていること、こうなって欲しいという希望など、市の職員と話すことによって気持ちが落ち着いたり、地震で傷ついた心が癒される効果があった!
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