クライストチャーチ

イルカと泳ぐ:スイム・ウイズ・ドルフィン

ニュージーランドでは、野生のイルカをボートで見に行くドルフィンウオッチングがNZ全国各地で体験できます。
年齢性別にかかわらず気軽に参加できる、人気のアクティビティーだよね。

ミルフォードサウンドのオーバーナイトクルーズやダウトフルサウンドのクルーズでもイルカに遭遇したし、ドルフィンウオッチングに参加して野生のイルカを見たことがあるけど、ずっと気になっていたアクティビティーがありました。

それは…実際に野生のいるかと泳ぐスイム・ウイズ・ドルフィン!

クライストチャーチから車で1時間半位のアカロアで出来るんだ。
週末日帰り旅行しに行って、ついでにイルカと遊んでくるなんて楽しそう!

地震で夜中に目が覚めたり、毎日早朝から建物を壊す音。職場は改装中で工事の音や埃が舞って落ち着かない・・・
こんな状況だから、何か気分転換したい気もしてたし、ドルフィンって癒しの効果もあるって言うよね。

…というわけで、イルカに会いにアカロアへ行くことにしました。
(以前はリトルトンでもできたけど、今は地震の影響でアカロアのみになってます。)

催行している会社はブラック・アンド・キャット・クルーズ。
天気が良さそうなのを確認して、前日に予約しておいたよ。
寒い時期だから、直前でも大丈夫だったみたい。

Black and Cat Cruisesオフィスはアカロアハーバーの桟橋にあります。
参加費は通常1人139ドルだけど、割引券があったので安くなった。

まずは自分のサイズのウエットスーツを探して…
スイムウイズドルフィン
水着の上からウエットスーツを着て、専用ブーツをはいたよ。

かなり厚手のウエットスーツだったからか、これだけでも温かい!
冬だし海水が冷たそうで心配だったけど、これなら大丈夫そう…

説明を受けたら、ボートに乗り込みます。

参加者10人位だったかな。
スタッフのお兄さんがアカロアに生息するドルフィンの説明をしてくれた
ニュージーランドでいるかに会う
「いるかは、このぬいぐるみと同じサイズ!小さいでしょ~
アカロアで見られるヘクターズドルフィンは世界最小のイルカで、ニュージーランドでしか見られない希少種なんだ!」

しばらくすると・・・

ヘクターズドルフィンの群れを発見!!
ニュージーランドでいるかに会う
ボートの近くを何度も泳いでくる!

スイム・ウイズ・ドルフィンスタッフ「よし、この辺でいいかな~」

ボートが減速してって・・・止まった。

スタッフ「さあ、みんな、ボートから降りてー!
ウエットスーツを着てるから、自然に浮くよ!!」

さっそくボートから降りた人たち。本当に浮いてる~
ニュージーランドでいるかに会う
浮き輪も無いのに体が浮くなんて不思議だよね。

私もボートに着いた梯子にゆっくりと足をかけ、降りていくと・・・

海水が冷たい><!

ううー寒いー!って言ってたら、参加者のお姉さんが
「1分で慣れるから大丈夫!」
って声かけてくれた。

確かに、すぐに落ち着いてきた…

イルカが来るたびに、船の上からスタッフが教えてくれる
ニュージーランドでいるか
「あっちから群れが来たー!!」

そのたびにみんな振り返って、イルカを目で追います。

ウエットスーツで体が自然に浮いてるけど、波が来ると顔に海水がかかってちょっと辛い・・・
うまく波に乗れればかからないんだけどね。

しばらくして…イルカがすぐ目の前に来た!
ニュージーランドでいるか
かわいいー!!

行くならと思って、前日の夜に防水デジタルカメラを買って持ってきてたから、目の前を泳ぐ姿も撮れた!
でもデジカメってフォーカスを合わせるのとかに少し時間がかかるから、水面に出た瞬間にシャッターボタンを押しても実際に撮れるのはイルカが海に潜ってから。
それに、どこを通り過ぎるのか分からないし撮るのが難しくて、実際イルカが映ってるのは2,3枚だったTT
当然、自分とキュートなイルカを一緒に・・・なんて、とてもじゃないけど無理な話だったよ。

イルカは好奇心旺盛だから、シュノーケルを使って海水のに浸けて歌を歌ったり、ぶくぶくと泡を出したりして興味を引くと「なんだろう?」って来てくれるんだとか。
みんなで必死に歌を歌ったり、音を海水で立てようとしたりして楽しかった。

目の前を泳いでくれるとすぐ近くにイルカが見れるけど、結構深いところを泳いでいるイルカが多くて、足の下をくぐっていったよ。
深いところを泳いでいると、あまり見えない…

今回はあまり多くのイルカは見れなかったとのことだけど、それでも5.6匹の群れが何度もボートの周りを泳いでくれて嬉しかった!
ニュージーランドでいるか

でも、やっぱり終わった後は寒かったから、近くのレストランで温かいチャウダーを食べてから帰りました。