プナカイキの秘境パンケーキロックへ！
突然思い立って週末にニュージーランド南島クライストチャーチから出発した旅。次の目的地は西海岸・ウエストコーストの中心地グレイマウスを出発して北へ向かった プナカイキ（Punakaiki）。ここにはニュージーランドでも自然の驚異として有名だけどアクセスのしずらさから日本からのパッケージツアーなどには含まれていない、パンケーキロック（Pancake Rocks） がある
クライストチャーチを出て山を越えドライブしたあと、到着したのは夕方5時半ごろ。
実は、2020年に来たときには無かった新しいビジターセンター（Paparoa National Park Visitor Centre） にも入りたかったけど…残念ながら5時で閉まってしまった！ちょっとタイミングが遅かった～！次回リベンジしたい。
ニュージーランドの夏は夜９時過ぎても明るい！この時間でも観光できるのは夏（１２月～２月）前後ならでは
超おすすめ！パンケーキロックを散策
せっかく来たからには、早速 Pancake Rocks and Blowholes Walk を散策！このトラックは約20分ほどで見てまわれる整備された道。
ベビーカーや車いすでも一部の道を除きアクセスできるほどの散歩道
パンケーキロックは、まるでパンケーキを何層にも積み重ねたような岩が連なる奇岩群。これは 石灰岩が何百万年もの間に圧縮され、波や風の浸食によって削られてできたもの。自然が作り出したとは思えないくらいの不思議な景色！
トラックを歩きながら、岩の形をじっくり観察。近くで見ると、本当に何層にもなっていて「これはパンケーキだ！」と納得。
荒々しい大迫力の西海岸の波
パンケーキロックの魅力の一つが ブローホール（Blowholes）。本来なら、波が岩の隙間に入り込んで、潮がばっしゃーん！って天高く岩の隙間から吹き上がる光景が見られるんだけど…今回は 干潮時だった から残念ながら噴き上げは見られず！
その代わりに西海岸らしい荒々しい波が打ち寄せる様子は圧巻だった。強い海風が吹いていて、波が次々と岸にぶつかる音がドーン！ドドーン！ばっしゃーん！と響く。このダイナミックな風景だけでもここに来る価値あり…！
絶景ポイントで写真撮影
ここパンケーキロックスの散歩道の途中には、展望台がいくつも。どのポイントからの眺めも素晴らしく、写真を撮る手がとまらない…！
背後にはパパロア国立公園（Paparoa National Park）の緑豊かな山々、目の前には広大なタスマン海。そして、どこまでも続くギザギザのパンケーキロック。
「これは絶対に写真に収めるべきスポット！」ということで、たくさん撮影。リアムも岩の上に登ってご満悦
パンケーキロック周辺の楽しみ方
パンケーキロックだけでなく、このエリアには他にも大自然を肌で満喫できるスポットが多数。
- Truman Track（トルーマントラック）：パパロア国立公園内にある短めのウォーキングトラックで、森の中を抜けると美しいビーチに出られる。
- Pororari River Track（ポロラリリバートラック）：川沿いを歩くトラックで、カヤックやSUPも楽しめる。
- カフェやお土産屋さん：プナカイキには可愛いカフェがあり、ここでコーヒーを飲みながらのんびり過ごすのもおすすめ。
プナカイキで時間があれば、これらのスポットにも立ち寄ってみてね！
Paparoa National Park Visitor Centre（パパロア国立公園ビジターセンター）
新しく出来たプナカイキにあるPaparoa National Park Visitor Centre（パパロア国立公園ビジターセンター） は、地域の自然や歴史について学べる施設。日中開いている時間だったら寄ってみてね！地元の人から得るエリアの詳しい情報が手に入る。例えば…
- パパロア国立公園や周辺エリアの トレッキング情報
- パンケーキロックの 地質形成や歴史的背景
- 現地の 野生動物や植物の解説
- 周辺の キャンプ場やアクティビティの案内
また、お土産ショップも併設、ウエストコースト地元産のグッズや本などを購入できる。
【営業時間】
- 毎日営業（祝日を除く）
- 9:00 AM – 5:00 PM
私たちは夕方5時半に到着して間に合わなかったので、訪れる予定の人は早めの時間帯に立ち寄るのがおすすめ！
詳しい情報は公式サイトをチェック！
まとめ：プナカイキのパンケーキロックは必見！
パンケーキロックは、ニュージーランド西海岸の絶景スポットのひとつ。潮の満ち引きによって違った表情を見せるので、次回はぜひ満潮時に来てブローホールのダイナミックな噴き上げを見たい！
西海岸らしいワイルドな自然を感じられる度★★★★★
