ニュージーランドで仕事を探すのって、大変だよね!
ワーキングホリデーで来ててアルバイトを探す位だったら、飲食店の求人とかけっこう出てるしそこまで大変じゃないかもしれないけど、
悩むのが移住のためのフルタイムの仕事。
先日ラジオ番組Japanese Downunderで、NZ政府の就職支援機関キャリアーズニュージーランドからリネットがゲストに来てくれたんだ。
そのときのインタビューで、仕事を探すコツについて聞いてみたよ。
私「ニュージーランドの職場の、他の国と違う点ってどんなところ?」
リネット「国によっては、社内の上下関係が厳しいんでしょ。
でもニュージーランドでは、たとえ本社からCEOが来ても、みんな下の名前で呼んでたりね。」
それって、いいことのように感じるけど…?その分話しかけやすそう。
リネット「今までの人生、すごい上下関係の中で仕事をしてきた人にとっては、そんな違う文化に本気で悩んでる人もいるのよ。
だいたいみんな下の名前で呼んだり、上司、部下関係なくみんなでラグビー見に行ったりBBQしたり、一番下の役職の人でもちゃんとリスペクトされてたり・・・
もっとイコールな関係ね。」
私「日本人にとって、ニュージーランド就職先を見つけるのって簡単じゃないと思うけど、就職活動のコツってある?」
リネット「まず、英語。
これは職種によってどのレベルが必要か大きく違ってくるわ。
コミュニケーションが出来るかどうか。電話でも理解しやすいかとかね。
雇う側が、あなたとカスタマーのコミュニケーションがスムーズにいくと判断すれば問題ないんじゃないかな。
でも、もしカスタマーが理解しずらかったり、仕事上に支障が出るような英語力だと思われたら、やっぱりそれは障害になってしまう。
会社は常にお客さんの目線で考えてるから、英語力をこの仕事をする上で問題ないレベルまで、まずもっていくことが重要!」
私「仕事探しといえば、やっぱりインターネットで求人広告を見て、新聞で求人を探すっていうのが定番だよね?」
リネット「これはすごく重要なんだけど・・・
インターネット上の求人&新聞に掲載されている求人は、実際に存在している求人情報のうち7~どんな多くても10パーセント程度の量なのよ。
以前リサーチがあってそういう数字が出てるの。
だから朝から求人サイトSeekやTrade Meでずーっと検索してても、全体の10パーセントをみんな一生懸命検索してるだけで、なかなか先に進めない。」
ええ!! じゃあ残り90パーセントの求人情報はどこで見つけられるの??
リネット「それをヒドゥン・ジョブ・マーケット(隠れたマーケット)っていうのよ。
ニュージーランドの多くの企業は中小企業でしょ。
だから人事部が無い会社も多くて、オーナーが空き時間に求人を出したりしないといけない。
だから窓辺に求人募集のカードをちょっと出してあって問い合わせを待ってるとかその程度だったりするのよね」
なるほどー!確かにニュージーランドは小さい企業がいくつもあるイメージがある。
リネット「だから自分の足で歩いて探したり、とにかく仕事を探してることを出来るだけ多くの人にアピールしたり…
口コミの力は大きい!」
話を聞いた印象だと、日本からネットで求人情報を眺めていてもなかなか見つからない。
実際ニュージーランドに来て、現地でまず語学学校で英語を勉強しつつ自分の足で積極的に就職活動したほうがうまくいきそうな感じがしたよ。
リネットへの詳しいインタビュー(英語)は、Japanese Downunderのポッドキャストで聞けるよ。
https://plainsfm.org.nz/on-demand/jduhowtofindajob217/
↑このページには公開から3カ月間アップされてます。
3ヶ月過ぎても、iTunesからJapanese Downunderで検索できるよ。
PLAYボタンを押すとそのまま再生され、ダウンロードして聞く場合には
Download mp3 version (←ここをクリックしても何も起こらないよ!実際のページでクリックしてね)
と書いてあるところを右クリックしてパソコンに保存できます。
曲はカットして、20分ほど。