ニュージーランドのデザイン専門学校Yoobeeのグラフィックデザインコースに以前通っていた時、テストは無かったんだ。
全ての課題を業界スタンダード(商業用として使えるレベル)までやり直せばOKということなんだけど・・・
課題が毎週(または2週間に一度)出て、何度も直して提出したあとにまた作り直し。
卒業までに全部のやり直しが出来て、出席をしていればディプロマ(NZQA level6)が取れるシステムなんだ。
でもこの「課題採点方式」が、テストよりもやっかいだってことが分かってきた。
1週間、または2週間かけて1つの課題に取り組んで、やっと作品が完成。
いい紙に印刷したり、製本したり断裁したりして提出…すると、数週間後に先生が添削して戻ってくる。
どんなに時間をかけても、クラスメイトの目から見てよく出来ていても一発で通ることはなく、モックアップ(ちゃんとした紙に印刷して商品そのものに仕上げた状態)した作品の上から容赦なくペンでコメントが^^;
実際に直しをすることで勉強になることって多いんだけど、修正しないといけない課題の他に、今現在取り組んでる課題とのダブルワークになる@@
そしてやり直して提出しても、またやりなおしの指示が…
で、年に2回ポートフォリオ(どういうデザインが出来るのか、就職活動で面接の時に見せる作品集)を作らないといけなくて、その時に直した課題をまた直すという…
みんな「ああーこの作品はもう見たくない!」ってなってくる^^;
これだったらいっそのこと、テストに向けてぐわーっと勉強した方が楽なんじゃ~なんて話してたけど、でもデザインの専門学校だからしょうがない><
ここは専門学校だから、先生は生徒をなんとかしてデザイン業界に就職させてあげたい。
そのためには全力で作ったポートフォリオ(作品集)を持って卒業してほしいし、締め切りに対するプレッシャー、自分で制作過程を管理するタイムマネージメント、デザイン構想段階でプレゼンなど、実際のデザイン業界に近い状態で授業をしている。
細かい直しが続くともう嫌になってくるけど、でもクリエイティブな作業を集中してやるのは楽しい!
気分がのってくれば、2,3時間はあっという間に過ぎちゃう。
これって、ラジオ局で仕事してて、クリエイティブなオーディオ編集をしてる時に時間を忘れてやるのと似た感じ・。・
ただ課題の直しを溜めこまないようにしないと、プレッシャーになってくるから気を付けてたよ。
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