今でこそ、ニュージーランドでも高速インターネット(光回線、高速のADSLなど)が当たり前になったけれど、昔はそんなもの無かった。
国際電話をかけるのもあまりに高く、年始の挨拶以外会話することは事実上不可能だったという!
そんな昔の、とても大変だったニュージーランド移住体験談を聞いたことがある。
昔ニュージーランドに移住した人の苦労話に驚いた。
・国際電話が高過ぎ、年始の挨拶にのみ使う
・醤油が欲しくてタルごと共同輸入
・急ぎの連絡は電報
・FAXに文字を限界まで書き込み送る
・一年ぶりの中華に涙
そんな時代を生き抜いた人からすれば、今の移住、留学はどこでもドアレベルらしい
— Naoko@ニュージーランド (@naokonz) July 24, 2019
私たち、「新しい世代の移民、留学生は本当にラッキー」
先日ラジオのインタビュー収録で、昔のニュージーランド移住実体験について具体的に話をじっくりと聞く機会があって。
クライストチャーチに1969年に移民してきたマレーシア人のワンケイさんの収録後、あまりのインパクトに同じ移民として話が止まらなかったw
当時ニュージーランドでも外国人は少なかったし、外国人として生活するのは相当不便だったとか。
「あなたみたいな、新しい世代の移民は本当ーーーにラッキーなんだよ!」って言われてね。
どれ位不便だったのか聞いたら・・・すごい話だったの。
想像を絶する40年前のニュージーランド移住事情
・国際電話代が恐ろしく高く、ろくに母国に連絡が取れない。
一分7ドル位したから、チャイニーズニューイヤーに電話して、親戚一人ずつにhello, how are you?と聞いただけですごい額に@@
当時は物価がかなり安かったことを考えると、いかに1分7ドルが高いのかが分かる。
そもそも、今の物価でも7ドルは高すぎて、まず電話しないレベルw
https://twitter.com/naokonz/status/1154130199904018432?s=20
ハワイでも、昔国際電話の請求書が5万!TT
私も2005年にニュージーランドに単身語学留学したとき、コーリングカード(格安で国際電話をかけられる)を使っても、最初ホームシックがなおるまでに3、4週間かかって、2万円くらい電話代がかかってしまったことを思い出した。
https://twitter.com/naokonz/status/1154005505213231104?s=20
逆に毎日手紙もステキ!
たとえ1か月後に届いたとしても、確かに毎日連絡がくることには変わりない、時差といっしょに…!
本当に、日本の食材手に入れやすくなったのは助かりますね。昔は日本からいろんなものを買って持ってハワイの家に置いてました(笑。炊飯器とか色々と行く度に何かしら持って行ってましたね(笑。
— urara 우라라 (@djurara) July 24, 2019
ニュージーランドは先進国だし、基本的にスーツケースだけで移住しても現地で買いそろえることが出来る。
昔移住した人は、心配になってあれもこれも持ってきた話を聞いたことがある。
2002年にお邪魔した日本人移住家庭では、テレビなど多くの家電製品まで日本から持ってきたとか。
愛車をニュージーランドに輸入する際、中に椅子やらなにやら詰め込んで送った話も!
※ただし途中で盗まれても自己責任だとか?
椅子やテレビなんてニュージーランドで買えばいいし、今時持ってくる人はいない。
時代によって感覚の違いが面白い!
醤油www
今では想像も付かないほどだったんだなぁ。。。結局英語圏は何処へ行っても、日本の感覚で暮らしていけるよなぁ今は。 https://t.co/rG0z4y7WtU— みそスープ@TOEIC915点☕️バリスタ (@MihoHariu) July 24, 2019
・意外に人気だったのがFAX。
電話は高すぎて、ちゃんと用件を伝えるのが大変。
そこでニュージーランドに来た移民が多く使った連絡方法が、ファックス!
一枚の紙に用件をたくさん書いて、ファックスで送れば、国際電話代1分程度の通話料で住むから、大変重宝したんだって。
電報?でのやりとりも良かったんだとか。
もちろん昔からハガキや手紙もあって送っていたけど、届くのに日数がかかる。
現代でも、ニュージーランドからハガキを投函したら、友達から2週間半後に受け取ったって言われたことが…
2002年でも、国際電話ができるコーリングカードはつねに携帯していましたw 当時にしては画期的で、それでも何度も使っていたら数か月に一度5000円のを買い足していたような。
通信手段、食べ物だけでなく今ほど外国人が身近でないと外国人として生活するのも大変そうTT
— Naoko@ニュージーランド (@naokonz) July 24, 2019
30年前のフランス留学!
電話すると5000円が飛ぶように無くなるって…そういう時代を経て今があるんだよね。
・ニュージーランドに来て数ヶ月経ったとき、初めて食べた中華料理に涙が出た
当時はアジアの食材は相当限られていて、自炊も今みたいに簡単じゃない。
ずーっと昔、日本人が共同で樽ごと醤油を輸入したなんていう話も聞いたことがあるけど・・・
今の便利な生活は夢のようだと。
・牛乳は一本4セントだった
ええー!これはただの物価の変化だろうけど、そ、それにしても4セントって・・・
外国人として暮らしていくにあたって、当時外国人自体が少なく、今のように「いろんな人種の人が共存して当たり前」といった価値観はまだ生まれていなかった。
ただ海外に行くのも今より珍しいことだったから、みんな相当な覚悟があったように思うって。
80年代に移住してきたインド人のアーチェナからも、全く同じような当時の苦労話を聞いたところだったんだ。
いかに私たちが今恵まれてる環境なのかわかるよね。
毎日日本食を作ることも全く問題ないし、日本にいる家族や友達とSkypeで映像を見ながら連絡したり、フェイスブック、ツイッターでやりとりしたり・・・
40年前に移住してきた人の目線からだと、「今のアジアとニュージーランドの距離は、隣の部屋同士みたいなもんだ」って。
これはもう力説してた!w
ニュージーランドから日本まで、飛行機で10時間以上はそれなりの距離だと思っていたけど、80年代と比べればどこでもドアレベルと本気で言われて。
私がニュージーランドに移住してからここ12年の変化でも相当そういった意味で進化しているし、これからもっと便利になって国境を感じなくなっていくのかな。
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