新しいThe Court Theatreの新しい劇、Pacific Postのオープニングナイトに行ってきました。
コートシアターはニュージーランドでもトップクラスの劇場!
もちろん全部英語で、英語のアクセントや使ってる単語がその時代背景に合わせられてる…から、ものによっては英語が聞きにくい><
でも今回はニュージーランドの話だから大丈夫だった。
この劇、パシフィック・ポストは戦時中のニュージーランドが舞台。
コートシアター公式ページより
ニュージーランド南島ウエストコーストに住む夫婦が主人公で、夫が戦争に行くことに……。
赤ちゃんと妻を残して、夫はフィジーへ。
離れている間何回も手紙を交換したからタイトルもパシフィック・ポストなんだね。
これは実際にあった話が元になってるんだとか!
実際の孫が来てスタジオで話をしてくれたよ
「おばあちゃんはほとんど戦争中の話をしなかったのに、おばあちゃんが亡くなってからふと見つけた、戦時中の大量の手紙。
親戚中がびっくりしたわ!
手紙から当時の様子がよく伝わってきたし、どれだけ不安だったのかを肌で感じた・・・。
さらに関係者に話を聞いて、この原作が完成したのよ」
手紙が届いても読むまでは、それが良い知らせか悪い知らせも分からない。
いつ帰ってくるのかも分からないし、日本軍がニュージーランドまで攻めてくるかもしれない・・・
って、日本軍が恐怖だったっていうのにまた驚いたよ。
戦争のことをニュージーランドの視点から見るっていうのが私にとって新鮮だった!
実際フィジーやニュージーランドまで日本軍は来なかったけど、オーストラリアを攻撃してる様子は劇中に映像で映し出されてた。
劇が始まる前に、当時の格好をした女性がロビーのステージに!
髪型や服装、歌、すごく雰囲気が出てる~
テレビや映画で見るようで、本当に当時のバーにいるような気分になったよ。
オープニングナイトだったから、スパークリングワインやジュース、簡単なフィンガーフードも。
ワイン片手に知り合いのジャーナリストと劇について話してたら、
「戦争中の話なのに明るすぎる?感じがする。もっと精神的に辛かったのでは」っていう意見も多かった。
でもそういう時だからこそ、頑張って明るくしようっていうって思いが込めて作られてるのかもね!
クライストチャーチでも地震があったけど、悩んでても何も変わらないし、それなら明るく楽しもう!ってメッセージにも感じた。
パシフィックポストは11月10日まで上演されてます。