ニュージーランドに今では当たり前のメディアがまだ一般的では無い時代に、タウンクライアーと呼ばれる人がいて、目立つ伝統的な格好で、市役所からのお知らせ、街の情報、イベントインフォメーションなどをベルを鳴らして口頭で伝えていたんだ。
イギリスからずっと伝わる伝統で、現代でもクライストチャーチの街中にタウンクライアーがいる!
タウンクライヤーに仕事内容についてインタビューした時、「今では街角でイベント情報をアナウンスしたりするというよりは、世界中から来た観光客と写真を撮ったり、道案内をしたりするのが中心かな」って話してくれた。
そんなタウンクライアーが、引退するというニュースが!

1989年にクライストチャーチ市役所に雇われてタウンクライアーに就任して以来、ずっと人気だったのに・・・
もう街角で見られないなんて残念TT
地震前は、中心部でイベントがたくさんあって、大聖堂広場でのリサイタル、タウンホールでのショー、アートギャラリーでのエキシビジョンなど…でもあんまり今はないからベルを鳴らす機会は減ったって。
タウンクライアーは映画が好きで、時々映画評論番組にも出演してたから、ちょくちょく放送局で会ってたんだ。
ある日突然スタッフで「ウイッグを被って仕事をするウイッグDAYをしよう!」って企画をしたときも、ちょうどインタビューでタウンクライアーが顔を出してくれたから、赤いカツラで付き合ってくれたw
私がかぶっているのはニッキーが持ってきた、800ドル位するという本物のウイッグw
タウンクライアーは真顔・。・!
クライストチャーチ名物といえば、ニュージーランドの魔法使いも最近若い弟子の魔法使いを連れて街中を歩いているのを見かけるけど、タウンクライアーも新しい人が引き継いでくれるといいな~
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