昨日はクライストチャーチで、マグニチュード5.3の大きな余震がありました。
最近落ち着いてきていただけに、久しぶりに大きい揺れに町中が騒然となりました。
私は友達の家にいたんだけど、揺れている途中にパチンという音がして電気が全部落ちて…窓から外を見たら、街灯も近所の家の電気も消えて真っ暗。隣の家の人があわてて出てきて安全をお互い確認して、私もすぐ家に帰りました。
帰宅途中、一部のエリアでは信号が機能してなかったから右折したりするのが怖かった><
大きい余震があるとしばらく小さめの余震がしばらく続いたりするから心配だったけど、夜8時台にM4.1のがあっただけで続かなくて良かったです。
昨日の地震では、クライストチャーチの東側の一部のエリアで水道管が再び破裂して断水、液状化現象もおこったとか…電気は約2万件で止まったけど、その日のうちに回復したみたいでよかった。
テレビでは、中心地の規制区域が少しだけ変わって、軍の人が立ち入り禁止区域の入口に置いてある小屋やフェンスを移動させてる様子も流れてた!
M5.3といっても、震源地がダイアモンドハーバーから10キロと近くて、深さもたった11キロの浅い地点で起こってるから揺れも強い!体感では震度5位?に感じました。
こんな感じに、数はかなり減ってきたもののまだまだ余震も続いてる状態だけど、先週の金曜日に、ようやくBarbadoes St.が解放されました。
このエリアは立ち入り禁止区域。でもこのストリートを解放することによって交通渋滞を解消しようということ。
オープン当日に通勤で通ってみたら、いつもの激混みとは違い、すっと通れて早く着いた!!まだオープン当日だったから、あまり知られてなかったっていうのもあるかもしれないけど^^;
これで、中心地外側を通る一方通行の道が時計周りに通れるようになったんだよね(Montrial St.とSalisbury St.はちょっとだけ回り道が必要だけど)。
クライストチャーチは一方通行を不便って言う人もいるけど、どこにあるのか分かると一方通行を制する者は、クライストチャーチを制すってくらい、市内を横切ったり、中心地の目的地に行くのに便利だよね。
地震があってから、シティーを南北に移動するのに異常に時間がかかっていたので、これで少しは解消されるといいな!
今回通れるようになったバルベイドスStには、カトリックの大聖堂Cathedral of the Blessed Sacramentがあります。
去年9月の地震でダメージを受け、それ以降の余震もあり、さらに2月の地震で大きな被害が出ました。
超大型クレーンで作業が進んでいた
106年前に建てられた歴史的建造物だけに、修復してほしい!
崩れて部屋が見える
この建物は地元の人たちにBasilicaと呼ばれています。
バルベイドスストリートを歩いていくと、キャッシェルストリートと交差するところでCTVビルが見えました。
まだここから内側は立ち入り禁止だから、高いフェンスが張られて軍の人やポリスが常駐している
左端に軍の青いテントが見えて、そのすぐ右に見えるのが斜めになってしまったグランドチャンセラーホテル、そこからさらに右に見えるのがCTVビルのエレベーターがあった所
道のところどころでは、もう建物が壊されて平地になっていた
この近くにあるFitzgerald AveとかManchester Stのダメージに比べたら比較的被害が少なかったけどね
オーガニック食品を販売していたお店PIKOは、もう壊された後だった
隣の建物は残されている
上の写真の元PIKOの隣の建物はカフェで、この道が解放された当日なのに既に開いてた!
キルモアストリートのカフェ
道が開いたばかりだというのに、開いたと同時に運営を再開してくれるなんて本当に嬉しい!クライストチャーチの、早く元の生活に戻ろうとするパワーってすごいよね。
アーマーストリートとの角にあるBeat Street Cafeも開いていました。
シティーセンターは特にお店がまだ少ないけど、どんどん開いて早く活気を取り戻してほしいな!