ニュージーランドは早い段階でNZ全国で厳しいロックダウン(都市封鎖)を決行、生活はがらっと変わり、大変だったけど…
国境を早く閉め、ロックダウンでみんなの意識も高まったこともあり、感染者がここ2週間以上連続ゼロ。
そしてついに予定を大幅に繰り上げて今日(2020年6月8日)の深夜から警戒レベルが最低のレベル1に!
日常生活で今までのような制約が無くなる。
レベル1で制限はほとんど解除、新しい日常が始まる
ニュージーランドの国境は閉まったままでも、国内での経済活動に制限がほぼなくなる。
今までレベル2では、レストランでは個人情報を書いて、席は大きく座席の間隔を空ける必要があり、お店によってはスペースが足りずに持ち帰りのみでしか営業できなかったところも。
バスなどの公共交通機関も座れない席を作って、ソーシャルディスタンスを保てるようにもしていた。このような運営では採算が取れないとホスピタリティー業界からの声も。
新規感染者が2週間以上ゼロでニュージーランド国内で落ちついてきたから、そろそろレベル1にしてほしいと政府へのプレッシャーも大きかったみたい。
ニュージーランド警戒レベル1で出来ること
ニュージーランドで一番低い警戒レべル1の詳細は、在ニュージーランド日本大使館からのメールで詳しく日本語で配信された。
・ 本8日,NZ政府は,新型コロナウイルスに関する4段階の警戒システム(COVID-19 Alert System)のレベルを,今夜(midnight)をもって「レベル1」へ引き下げると発表しました。
・ レベル1では,特段の制限なく仕事や学校,スポーツ,国内旅行を再開することができ,集会の人数についても上限はありません。他方,厳しい国境規制は継続され,外国人の入国は原則として許可されず,NZに到着する全ての人々に対し,14日間の強制的な隔離が行われます。
・ レベル1のルールについて,NZ政府のコロナ専用サイト(下記リンク)には,要旨次のとおり記載されています。
https://covid19.govt.nz/latest-updates/alert-level-1-measures/〈警戒レベル1のルール〉
1.病気の場合は家にとどまりましょう。仕事や学校に行ってはいけません。
2.風邪やインフルエンザの症状がある場合は、医師またはヘルスラインに連絡し,必ず検査を受けてください。
3.手を洗いましょう。
4.くしゃみや咳をする時は肘で口元を覆い,共有物は定期的に消毒しましょう。
5.保健当局から自己隔離を指示された場合は,すぐに従いましょう。
6.健康状態に不安がある場合等は,かかりつけ医(GP)の協力を仰ぎ,健康を維持するための最良の方法を教えてもらいましょう。
7.どこに行ったか,誰と会ったかを記録し,必要に応じて接触歴のトレースに役立てましょう。これを行う便利な方法として,NZ COVID Tracerアプリがあります。
8.企業は,保健省の接触歴トレース用QRコードを活用し,人々が自分の行動をトレースできるよう支援しましょう。
9.警戒を怠らないようにしましょう。世界的なパンデミックはまだ続いています。必要に応じ,警戒レベルを上げるために迅速に行動する準備も必要です。
10.他人に優しく,自分にも優しくしましょう。※このメールは、ニュージーランド、クック諸島、ニウエの在留届にて届けられたメールアドレス及び「たびレジ」に登録されたメールアドレスに自動的に配信されております。
日常が戻って来るといっても、少しでも体調が悪ければ家で療養するなど、最大限に気を付けることには変わりないことが分かる。
まだ感染者は今後出る
ニュージーランドのジャシンダアーダーン首相が会見で
We will almost certainly see cases here again
と言っていたように、まず確実にまた感染者は出ると思うって。
だから気を緩めずに、政府が呼び掛けているように体調が悪かったら学校や職場に行かない、人と会わないで家と休む、手洗いをしっかりするなど、引き続き高い意識で行動していくことが大事になってくるね。
今後またコロナの感染者が出たときのために、行動記録をとっておくことが大切。政府発表の感染者追跡アプリを活用してほしいとのこと。
参考:ニュージーランド政府が発表したコロナ感染者追跡アプリを使ってみた
ニュージーランドはここ数カ月、厳しいロックダウンで生活ががらっと変わっていただけに、ついに感染者がニュージーランド国内にいなくなり、生活が戻って来るだなんて、ジャシンダアーダーン首相の会見を見ながらぐっとくるものがあった。
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