ビザ関係、永住権

NZワークビザの大きな変更点

ワークビザの申請書類

ついにニュージーランド移民局からワークビザの変更点が発表された!

2017年8月28日から適応。

ニュージーランドで働きたい、移住したい人はチェックしておきたいところ。

詳しくはニュージーランド移民局のサイト(今回の変更点該当ページ、英語)でしっかりと読んでね。

これはワークビザについてだから、学生ビザでアルバイトしたり、ワーホリで仕事したり…という人には関係ないよ。

オークランド

ニュージーランド移民局が発表したワークビザの新しい条件には、最低年収が盛り込まれた!

 

Essential Skills Work Visa (ワークビザ)の中でも、給料や職種によって3つに分かれる

 

  • Higher-skilled(高スキル)年収73,299ドル以上

 

  • Mid-skilled(中スキル) –  年収41,538ドル以上、ANZSCOレベル1~3

 

  • Lower-skilled(低スキル) –  年収が41,538ドル以下

 

*ANZSCOレベルとは…移民局がビザの審査のために使う職業分類リストで、専門職でマネージャーやプロフェッショナルレベル~簡単な仕事まで、職種をレベル別に分けたもの。同じ職場で働いていても、業務内容によってANZSCOレベルが変わってくる!

ANZSCO1~3で、年収$41,538以上なければ低スキル職とみなされ、ワークビザで最長三年間しかニュージーランドにいられない!
でも1年間国外に出れば、また低スキルでもワークビザを申請できる。

 

これによって、今までなんとなくみんなが思っていた「数年間ワークビザで働き続けていれば、そのうちニュージーランドの永住権も取得できる?」っていう感じでも無くなってきた。

今現在「低スキル職」でも、働いているうちに努力して、給料を上げてもらうか転職して条件をクリアしていくことも出来る。

ニュージーランド移民局
「ビザ申請の為にマネージャー職などを与えられた」ため給料がそれに見合わない…なんて話も聞くから、そういったビザ申請者への対策もある?

 

もう一つ、大きな変更点が。

今までワークビザの配偶者はオープンワークビザ(雇用主を限定しない就労可能なビザ)が取れたのに…

この変更後から、低スキルのワークビザでは配偶者と子供はそれぞれ各自ビザを取得する必要がある!

 

こうなってくると、雇用主も外国人を低賃金でずーっと雇い続けるのが難しくなってくる。

手に職があって、英語力が高くてニュージーランドの文化に溶け込んでいけるようなコミュニケーションスキルがあれば、この改正はあんまり影響が無いのかな。

ワークビザの申請書類

 

ニュージーランド移民局が、こんな統計も発表。

・今ANZSCOレベル1-3(高いレベルの仕事)で既にビザを持っている人の中で、年収が足りず低スキルとみなされてしまう人は9700人~11800人程

・今年5月の時点で、すでにビザを持っている人のうち、低スキルカテゴリーに当たるのは11214人

 

今現在ニュージーランドでワークビザを保持している外国人にとって、これだけの多くの人に即影響が出るんだね…!

高い技術力が必要となる仕事でも、年収が伴っていなければ低スキルとみなされるというのが厳しい。

 

 

ただワークビザって、テンポラリービザ(一時的な滞在のためのビザ)なんだよね。それははっきりとイミグレも前から言ってる。

ニュージーランドの失業率を上げるわけにはいかないし、ニュージーランド人優先で雇用をしないといけないから、海外から人材を持ってくるのであれば、それなりの人がほしいというのは以前から変わらないポイント。

実際に、求人広告を出しても現地の人から最適な人が見つからなかったという証明を出すしね。

 

 

今まで以上に高い英語力はもちろん、それなりの年収のオファーをもらえるような仕事のスキルが必要になってくる。

そうやってスキルアップしていけば、結果として永住権にもつながっていきそう。

 

ニュージーランド移民局のサイトを見ると、もうワークビザの項目が新しくなってる。

どういった条件で(職種、年収など)何年間のワークビザが申請出来る?って表や、Q&Aも載ってるよ。

参考:NZイミグレ公式サイト Essential Skills Work Visa

 

ニュージーランド移民局の発表を日本語にして要点を書いてみたけど…

ワークビザの申請を考えているなら、移民局に問い合わせる、または直接移民弁護士や移民アドバイザーに確認するのが確実!
*ビザのアドバイスは、移民弁護士や移民アドバイザーなどの有資格者しか出来ない

 

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