ニュージーランドのビザ申請シリーズ記事は、今回はパートナーのスポンサーによるオープンワークビザについて!
え、パートナー!?スポンサー!?オープンワークビザ!?ってカタカナが続いて分かりにくいけど、つまりニュージーランド人や、ニュージーランドの永住権、市民権、またはワークビザを持っている夫か妻、または安定した関係の恋人がいる場合に、申請出来るどこでも働ける&滞在できる権利のこと。
(ニュージーランドのワーホリビザ申請、ワークビザ申請、永住権についてはこのブログのカテゴリービザ関係、永住権から読めるよ)
★2009年当時の体験談だから今とは少し違うところもあるかもしれないけど、だいたい一緒だと思う。
人によって少しずつ集める書類はかわるから、あくまでこんな感じだったんだ~という参考程度に…
分からないことはニュージーランド移民局や移民弁護士、アドバイザーにに直接聞いてみてね。
まず、オープンワークビザとワークビザの違いについて…
ワークビザ(就労ビザ)は、決められた雇用主のもとでしか働けないけど、オープンワークビザは、どこで働いても大丈夫!
そんなオープンワークビザを取得する方法の一つとして、パートナーにスポンサーになってもらう方法がある。
パートナーっていうのは、結婚しているとか、結婚して無くてもずっと付き合っているような安定した関係?
ニュージーランドではパートナーというのがあって、結婚しないでずっとパートナーとして生活してる人もいるよね。
そんなパートナーでも申請できるらしい。
オープンワークビザの有効期限は、スポンサーになる人のワークビザの期限と同じ期間になるんだ。
だから、スポンサーがワークビザを更新するときは、パートナーのオープンワークビザも再び再申請するような感じ。
スポンサーになれるのは、
– ニュージーランド人やニュージーランドの市民権、永住権を持っている人
– ワークビザで残りの期間が半年以上の人
2009年当時、私は3年間働けるワークビザを持っていて、まだ1年半くらいビザが切れるまであったから、後からNZに渡航してきた夫がオープンワークビザを申請することにしたんだ。
さっそくオープンワークビザを申請するにあたって、日本語でネットに情報があるかな~と検索してみたけど、ほとんど無い・・・。
まずは移民局に直接何度か聞きにいったり電話して分からないことは何度でも質問したよ。
今回もワークビザに引き続き、移民弁護士、アドバイザーなどは通さず自力申請。
英語は問題ないし、ワークビザはとても厳しくても、二人の関係が疑われるようなことは無さそうと思ったからそうしてみた。
パートナーのオープンワークビザ書類を集めるのは、前回のワークビザの申請の時ほど大変ではなかったけど、また違った種類の書類が必要だった!
というのも・・・二人の関係を証明する書類を集めないといけなかったんだ。
やっぱり中には偽造カップルによる申請もあるみたいで、それを見分けるために、結婚していても、日本人同士でも、二人の関係をしっかりと証明する必要があるんだとか。
パートナーのスポンサーでニュージーランドのオープンワークビザを申請した時の書類
・婚姻証明 marriage certificate
クライストチャーチの日本領事館に、3ヶ月以内に発行された戸籍謄本を持っていくとマリッジサーティフィケートを出してくれる。
当時約3日で手数料は19ドル
・今までの写真計6枚 selections of photographs of the couple
ニュージーランド移民局に写真はどれくらい必要か問い合わせたら、そんなに多くても困るといわれたので、結婚式や旅行、家族も一緒に写ってるものなど厳選して6枚にしてみた。
デジカメで撮ったものを印刷して、裏に撮った日の日付を書いたよ
・一緒に住んでいることが分かるもの(同じ住所の郵便物) proof of same address
結婚していても、一緒に住んでいるのが分かるものがあるといいと移民局に言われたので、同じ住所が入っている郵便物を何枚か提出した。
ニュージーランドで受け取った保険会社や車の登録レター、銀行からの明細や電気会社からの手紙など、ちゃんと分かれば何でも大丈夫。
・共同銀行口座(ジョイント・アカウント)の証明 joint bank statement
二人名義で持っている口座の明細。作ってまだ明細が届いてなければ、銀行の窓口で頼めば2人の名前が入ったものを印刷してくれる。
・サポートレター supporting letter
私たちのことを7年知っている人(ワーホリ時代に会った人)に書いてもらった、2通。
さらに、
・申請者の胸部エックス線と健康診断
(X線については、前回ビジタービザの延長申請時に撮ったものが提出済みなので問題なし。)
・申請者の申請用紙
・スポンサーの申請用紙
が必要だったから集めたよ。
2009年当時、クライストチャーチ移民局で直接オープンワークビザ申請料約200ドルを払って、移民局に設置されている申請書類専用のポストに申請書類を投函して申請が完了!
こうして、オープンワークビザの申請をしたんだけど、これがとんでもなく審査に時間がかかった…
その理由については、次の話で・・・