クライストチャーチ

カンタベリー博物館再オープン:Paua Shell House

2月のクライストチャーチ地震以来閉まっていたカンタベリー博物館が先日、再オープンしました!

地震でのダメージが比較的少なかったみたいで、建物自体に大きな損傷は無く、1200のコレクションのうち188個がダメージを受けただけで済んだんだとか!
すぐ近くにある歴史的建造物のアートセンターは大きくダメージを受けていたのを見ても、ラッキーだったよね。

さっそく地元の人も訪れてたよ

カンタベリー博物館が再オープン

ミュージアムがオープンしたことによって、日常にまた一歩戻ってきた感じもする。
クライストチャーチを訪れる観光客にとっても嬉しいよね!

ここに来たらぜひ見てほしいのが、パウア・シェル・ハウス(Fred and Myrtle Flutey’s Paua Shell House)

Paua Shell House
ニュージーランド南島南端に位置する小さな港町ブラフに住んでいた夫婦の家を再現したもの

オーナーのFredさんとMyrtleさんが、パウアシェルに魅せられ、数十年かけてパウアシェルでデコレーションした家をここで展示してるんだ。
2000年と2001年に夫妻が亡くなってから、カンタベリー博物館に移動することになって、2008年7月に展示が始まりました。

*パウアシェルとは…ニュージーランドのみに生息するアワビの貝の表面を加工したもの。
天然物だから一つ一つの模様が違う!磨くと青と緑の独特の模様と虹色の輝きが出てくるんだ。
アクセサリーに加工されて、ニュージーランドのお土産としても人気だよね。
アクセサリー以外にもコースターやしおりなどの雑貨、スプーンやペンのワンポイントなどにも使われたりする…

これがそのパウアシェルハウス!!

Paua Shell Houseの中は壁一面がパウア
玄関口から入って、廊下もあって、本当に家にお邪魔してるみたいな気分になる…

すごいコレクションだとニュージーランドで評判が高まったから、無料で家の見学を受け入れてたんだとか。
でもNZ南島最南端のブラフってアクセスが大変だし、なかなか行けないよね。
ここクライストチャーチで見ることが出来るなんて嬉しい!

貝類のコレクションも…

パウアシェルハウスの中の展示物

この家に足を踏み入れただけで、夫妻の暖かい人柄が伝わってくるようでした。
生活感あるんだけど、本当にすごいコレクション!!パウア貝は一つ一つの模様も違うし、見ていてなんだか飽きないよね。

カンタベリー博物館 (Canterbury Museum)

入場無料(寄付も受け付けています)
10月~3月まで:9.00 am – 5.30 pm
4月~9月まで:9.00 am – 5.00 pm

Rolleston Avenue, Christchurch 8013, New Zealand

(03) 366 5000