ニュージーランドで最初に買った家は、2階建てで庭もついているタウンハウスなんだけど、ガレージを挟んで隣の家が6軒くっついているタイプ。
それでボディーコーポレート(各家のオーナーの組合)で一括で家の保険に入っていたの。
外壁を塗るときに一斉にやらないといけないとかあるからね。
だから元々あった家の保険をを引き継ぐために、保険ブローカー(いくつかの保険を取り扱っている会社)のオフィスに行って、サインするだけで簡単だった!
今回は一軒家だから、自分で保険の手続きをしないといけない。
これが思ったより面倒でびっくりした!

まずは一番簡単だと思われる、現オーナーが入っているASB銀行の保険を引き継ぐ方法を試そうと思ったんだけど…
問い合わせ電話が全くつながらない、やっと繋がっても担当者が出られない、担当者からかけなおすと言われたけどかかってこない。
ニュージーランドおなじみのあのASB銀行の保険ななのに、連絡すら取れないってどういうこと@@
でもその話を聞いた不動産エージェントが「オーナーが最近保険会社を変更しようと思って保険加入の審査を通ったところだった。結局売ることにしたから変更はしなかったけど、良かったら変更する予定だった保険会社に連絡するよ~」連絡してくれたおかげで、携帯にその保険会社から電話がかかってきた。
ニュージーランドの大手保険会社「これから買う家に保険をかけたいんでしょ?
それじゃあe-mailアドレスに必要書類を送るから、全てに記入して、すぐに返信して!
審査に必要だから全部の項目に記入してね。書類が届いたら2日以内に承認するから」
そんな簡単な電話での会話のあと、送られてきた必要書類を見て目が点になった。
家の情報を超細かく記入しないといけなくて、そんなの知るかー!!って質問ばっかり。
家の素材はそれぞれ何でできているかとか。
これに全部記入してって言われても@@
でも悠長にしている時間は無い!
2週間以内に書類系が全て落ち着かなければ、家の取引き自体が白紙に戻ってしまう可能性が。
またオーナー側の不動産エージェントに連絡。
「保険会社から来た書類の記入事項が細かすぎて、こちらでは分からない情報ばかり。現オーナーに確認して必要な情報をください」と書類を送ったら・・・
なんと現オーナーがていねいに、分かる範囲で私に替わって記入してくれた!!TT
それでも自分の記入するところがまだ分からなかったから、翌日保険会社のオフィスに直接足を運んだよ。
カウンターで1時間以上、スタッフと一緒に記入…
家の細かい構造や各部位の素材、土地の傾きの度数、家を支える壁の価格などなど…中古物件でもそんな資料は無いし!
前回だってそんな詳しい建物の資料はもらっていない。
それでもやっと最後までいったものの、決めないといけない重要事項が。
それはsum insured。
いくらを上限に保険をかけるかということ。
家を買った価格だけでは、もし立て直さないといけない場合足りなくなる。取り壊し費用、設計費用、家を支える壁の再構築など…だから多めに見積もらないといけないみたい。
自分でウエブサイトでフォームに入力して保険の支払額上限を決めることが出来るから、それをやってくれと言われた。
ここでいったん帰宅・・・
でも家に帰ってから教えてもらったサイトを見て、また絶句。
また家の難しい構造についての質問がたくさん!!
一般人が答えられるような内容じゃない。
ビルダーズレポート(家の購入前チェックをしてくれる大工さん)を書いてくれたマックスに電話して、いくら保険をかけたらいいと思う?ってアドバイスをお願いしたら、
「そのアドバイスをするためには、もう一度家にいって、柱の長さなど全部計ったりしてしっかりと考える必要がある。
また家に行ってその作業をすると、リピーター価格で割引して500ドルほどになる」
保険金額を決めるためにさらに500ドル!?
保険会社にはおもちゃが置いてあったから、遊んでくれてよかった
とりあえず、家の購入価格より多めに保険代をかけておくけど、細かいチェックまではお願いしないことにしたよ。
怒涛のペーパーワークと建築関連の専門用語の英単語の連続で、どっと疲れた^^;;
もっとシンプルに、建築の専門家じゃない一般人でも分かりやすいような案内ってしてもらえないんだろうか><
これは英語の問題ではなくて、日本語だって「家のそれぞれの素材や柱の値段、細かい構造について」詳しく聞かれたって良く分からない!
全ての書類さえ提出すれば、その場で家の保険に入れるっていうレターを出してくれた!
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